コンセプト

数学の研究者はどのように研究を進めているのでしょうか この点における知恵やノウハウは時代とともに激しく変化する上, 情報共有する場が少ないのが現実です. しかも,分野が異なれば手法も変わるため,本などに書かれることも少ないです. そこで,数学の研究に関する研究集会を設けることにしました.

NEW TOPICS

2014年4月2日(水) 当日の意見交換のメモをアップロード
2014年1月27日(金) Website開設

日時・会場

日時 2014年3月17日(月) 9:00-15:00頃
会場 東京大学本郷キャンパス工学部6号館輪講室C(376号室) 本郷キャンパスアクセスマップ 工学部6号館 参考 3月15日から18日までは日本数学会の2014年度年会が学習院大学で開かれています.「数学基礎論および歴史」の分科会は15日と16日だけですので,17日にこの企画を設けることにしました.

出席者

  • 宮部賢志
  • 木原貴行
  • 横山啓太
  • 藤原誠
  • 滝坂透

プログラム

9:00-9:45 研究集会の目的
10:00-10:45 研究テーマの見つけ方(宮部)
11:00-11:45 研究テーマの見つけ方(木原)
12:00-13:00 昼食および議論
13:00-13:45 計算可能性理論の研究の進め方
14:00-15:00 今後について
その他,今後議論したいこと
  • 情報収集の仕方
  • 問題設定の仕方
  • どうやって問題を解くか
  • 共同研究について
  • 論文の書き方
  • websiteには何を載せるべきか
  • 研究集会の開き方

メモ

当日の意見交換の記録一部抜粋

リンク

この企画において参考にしたものを挙げます

ARA ARAシリーズ(ARA2011, ARA2013, AJNZ)は,私が大変お世話になっているAndre Nies教授によって主催されている合宿型の研究イベントです.その中のイベントの1つとして,毎晩,研究して行く上で重要なことを話し合います.本研究集会はこれを日本語で身近な研究者と行いたいと思って企画したものです.
Young-RICE Young-RICE(若手研究者による講義力向上検討会)は,京都大学の「大学院生のための教育実践講座」から派生したグループで,模擬授業を行いその検討会を行います.これは,教育力向上を目指していると言って良いでしょう.本研究集会は,これの研究版に相当するようなグループを構築することも狙いの一つです.最初は分野が近い人同士での始めますが,ゆくゆくはいろんな分野の人が集まれると良いと考えています.
その他に,若手アカデミー委員会などの社会に対する活動や学術界に対する活動を行う組織もあるようです.

連絡先

本研究集会に関することは,宮部(research[at]kenshi.miyabe.name)までご連絡ください.